家庭に潜む危険 水道水に含まれる有害物質とは

いつも何気なく口にしている水道水
実はいくつもの有害物質が含まれているってご存知でしょうか?
こちらの記事では、水道水に含まれる有害物質について解説していきます。

日本の水って安心じゃないの?

日本のお水は世界で3番目に安心と言われています。
これは国土交通省の調査結果では、水道水の綺麗度の順位は以下のようになっています。

お水の綺麗度ランキング

1位アイスランド
2位オーストラリア
3位日本
4位ストックホルム
5位フィンランド

 

世界3位だから安全?

水の綺麗度ランキング世界3位の日本ですが、水道水が体に全くの無害かというとそれではありません。
これを知らずにいると実はあなたの体が水道水に含まれる有害物質に蝕まれてしまっているかもしれません。

水道水に含まれる有害物質

ここからは水道水に含まれる有害物質について解説していきます。
どんなものがあり、どういう害を引き起こすか説明いたします。

総トリハロメタン

総トリハロメタンは、水道水を塩素消毒するときに発生する4つの物質の総称です。
その4つの物質は以下になります。

 

総トリハロメタン

・クロロホルム
・ジブロモクロロメタン
・ブロモジクロロメタン
・トリブロモメタン

総トリハロメタンの影響

WHO(世界保健機関)はトリハロメタンのうちクロロホルムとブロモジクロロメタンを「グループ2B:発がん性の恐れがある」に分類にしています。

ハイテク汚染物質

ハイテク汚染物質とはクリーニングやハイテク工場の洗浄液などに含まれる物質で、
地下水などを汚染すると言われております。

代表的なハイテク汚染物質

・トリクロロエチレン
・テトラクロロエチレン

ハイテク汚染物質の影響

肝臓や腎臓に障害を及ぼすとされ、発ガン性があるといわれています。

農薬(CAT)

代表的なものがゴルフ場などで使用される農薬(シマジンなど)です。
一般に使用されている農薬類は河川に流れ込み、また地下水を汚染します。
唯一排出されるのが、母乳であり、子供への影響が懸念されます。

農薬(CAT)の影響

発ガン性があるといわれています。

2-MIB

2-メチルイソボルネオールと言い、カビ臭の一因です。
湖沼や河川に繁殖する藍藻類のある種のものや放線菌により作られます。
かび臭発生時の水温は20~30℃の場合が多く、時には10~15℃で発生することもあります。

2-MIBの影響

健康被害はありませんが、カビ臭で水が不味くなるので水道法により水質基準が定められています。

 

残留塩素

塩素が水中で殺菌作用を起こしたり, 汚染物と反応したり, 紫外線の作用で分解した後に, なお残留している塩素を「残留塩素」といいます。
水道水は、塩素消毒が義務づけられており、給水栓において消毒効果を持たせるために残留塩素を一定以上保持しなければならないことが定められています。

残留塩素の影響

残留塩素は人体に対する影響はありませんが、いわゆる「カルキ臭」がし、水の味を損ないます

まとめ

今回は水道水に含まれる有害物質についてご紹介しました。
普段何気なく飲んでいる水ですが、実は微量ながらも有害物質が含まれていて、驚かれた方もいらっしゃるかも知れません。
本当に無害で美味しいお水を家庭で使用したいのなら、ウォーターサーバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
ウォーターサーバーならいつでも清潔で美味しいお水が飲めますのでぜひ検討してみてください。

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